2016.7.2-選考会関西会場

 行って来ました。6:32に始発の新幹線に乗り、会場に直結している駅に8:37到着予定の"少しでも寝坊したり、迷ったら最後"かもしれないギリギリのプランでしたがなんとか間に合いました(9:00までに来場しないといけない)。大阪駅の地下鉄に乗り換える際に、目的の地下鉄が中々見つからずに駅内を走り回っていたので、来場した時には汗ダクダクでした。
 
参加者が64人以上だったので、64人に調整するために19組だけがまず1回戦に呼ばれて残りはシードになるんですが、運悪く僕は呼ばれる側でした(ちなみにスタッフに名前が読み間違われてました)。
 
1回戦:【ABC】(後攻)×○×

 

1落ち

選考会には「何かモチベーションを上げさせてくれるものがないか」を期待していたけど、特にそんなものはなかったかな~。もうずっとモチベーションが保てていなかったから、遊戯王はそろそろ終わりが近い。

 

使ったデッキリスト
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2016.6.19-第35回愛知CS個人戦

 大会が終わってから1週間以上経ちましたけど、これ以上時間が経つと書くタイミングを逃しそうなので軽く書きます。

 

本大会は7月からの制限改定()が判明した直後に新制限()で開催されたCSです。【DD】を使用しました。構築は「お試し」といった具合です。

 

デッキリスト

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・大会の結果

1回戦:儀式彼岸○○

2回戦:ジャンド○○

3回戦:青眼×○○

4回戦:青眼○○

5回戦:DD××

6回戦:青眼○○

トナメ1回戦:ジャンド○○

トナメ2回戦:メタビート×○○

決勝:DD×○×

 

【DD】ミラーで2回とも負けているのでミラーマッチに弱い構築、サイドチェンジだったなと思います。

 

・雑感

メインデッキ・サイドデッキについて

メインの《ハーピィの羽根箒》の浮きが若干気になりました。先攻を取ったなら初手のこれは1ターンは役割がなく、相手のモンスターを返していく状況でも勿論役割はないですからね。1伏せぐらいなら踏むかオルトロスで除去も可能なので罠を伏せるデッキのシェアが多くを占めない間はメインに用意しなくていいかもしれません。

それと【DD】ミラーが多くなると思うなら《幽鬼うさぎ》があった方がいいなと感じました。単純にケアが難しい手札誘発の1枚なので、《増殖するG》と合わせてより展開に対処できるようになると思います。

 

エクストラデッキについて

・《森羅の姫芽宮》

これで総打点を上げてライフを削りきれたゲームが2回あって活躍はしましたが、効果はほぼ役に立たず、特に盤面に干渉しないカードなので評価は良くも悪くもなく・・・という感じです。

 

・必要だったかもしれないカード

《ブラック・ローズ・ドラゴン》があれば勝てたかもしれないゲームがありました。

「必要だったかもしれない」と感じた理由は、これが「モンスターと魔法・罠を一気に除去できるカードだから」です。

【DD】のメインギミックで相手の場の魔法・罠を直ちに除去できるカードは大体《DDオルトロス》《氷結界の龍トリシューラ》で、一応《DDD呪血王サイフリート》が効果無効という形で魔法・罠には対処できますが、これら全てはモンスターと同時に魔法・罠に対処できないです。

そうなると例えば【DD】ミラーのモンスター+地獄門などの場を捲くれないです(オルトロスをプレイしつつ展開できるような手札なら問題ないのですが・・・)。対戦していてテムジン+ラミアの時点で《青眼の精霊龍》は変身されず、《戦乙女の契約書》も打たなかったので奇襲性もあって結構通りやすいと思います。

一応《DDD双暁王カリ・ユガ》なら魔法・罠を除去しつつ戦闘破壊もできますが、8軸の構築ではなければほとんど当てに出来ません。

 

他にも《闇の誘惑》《強欲で貪欲な壺》の2枚ずつ、《DDオルトロス》2枚や《DDD神託王ダルク》の2枚等を試していたのですが、特に悪く感じなかったり、意識していたデッキに当たらなかったので試せなかったりです。

他にも思うところは幾つかありますが、忙しいのでこれぐらいで

 

それでは

2016.4.29,30-関東遠征二日間

 29日は横浜の関東デュエルトーナメント、30日は東京の渋谷CSに行ってきました!

以前に東京住まいのkesさんにチームのお誘いをかけて頂き、ちょうど間近にあったGW序盤の29日と30日に前述の2大会があったことから、29日の関東デュエルトーナメントは僕自身が参加したかったのもあり、連戦という形で30日の渋谷CSチーム戦でおおかみさんとそのお誘いに応えられることになりました。

 

---28日深夜

夜行バスでの行きになるので出発は前日の夜遅く23:50頃。

乗り物が苦手なので気分が悪くならないようにするため、そして英気を養うためにも搭乗してすぐに眼を瞑り、眠ることに努めました。

 

--29日

早朝にバスが横浜駅に到着、この日の会場の最寄り駅、桜木町駅に電車で移動します。

会場が開く大分前に着いてしまったので、本屋で立ち読みをして時間を潰していました。

9時20分頃におおかみさんが桜木町に到着して合流、1年ほど前に会っていたはずなのに顔を忘れていたせいで初対面感が半端じゃないw

電車の遅延に見舞われたkesさんから「先に行っていて下さい」と言われたので、おおかみさんと2人でまずは関東デュエルトーナメントの会場へ。

 

会場に到着。デッキシートを提出しPeatixのチケットを見せて入場します。

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会場の様子

入場するとスタッフから大会ルールの説明を受け、参加賞としてBOSH×3,SHIV×3,TDIL×4の計10パック、そして赤いARC-Vロゴのスリーブといった参加費1500円以上の品々を頂きました。

その場でパックを開封している人が周りにいたので自分も流れに乗って開封・・・

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弱い・・・w

10パックから5枚もスーパーレア以上は出ているので当たる確率としては良い方ですが、如何せん微妙なカードばかり・・・

こういうのがあるからパック買いはやりたくないんですよねー

 

開会式が始まり、本戦へ

本戦の間にkesさんとも合流しました。

 

対戦結果

使用デッキ【ブリリアント帝】

1回戦:【RR】後○○

2回戦:【メタルフォーゼ】先○×○

3回戦:【DD】後××

 

最後はあっさり負けてしまって呆然。

「先攻展開と事故で負け」って書くと言い訳っぽいですけど、やっぱりまともにカードをプレイできずに負けると魂が抜けたような気分になりますw

本戦は敗退して、やることもないのでサイドイベントの8人フライトトーナメント(8人で行うシングル戦のトーナメント戦。3-0するとプロモーションパックを貰える。)に参加しました。

1回目は2-1、2回目は3-0で無事プロモーションパックもゲット。

去年と比べると参加者達の雰囲気もですが、ワイワイとした賑やかな雰囲気が強くなっていたような気がして、楽しいイベントになっていたと思います。

 

そんなことをしている内に本戦に残っていたkesさんも負けてしまったので会場から去ろうとすると、おおかみさんの姿が見当たらず。

twitterのアカウントにリプライを送っても返事がなく「誘拐でもされたのかな?」と冗談を言っていると、会場に戻ってくるおおかみさんの姿が

会場から出て行ってる間に何をしていたのか問うと、外で昼間からピザを食べていた模様。なにやってんだw

無事全員集まったので会場を出ました。

 

勝手ながら今年の関東デュエルトーナメントに一つだけ言わせてもらうと、観戦不可はあまりよくないと思いました。

確かに「スタッフの移動の妨げになる」や「今後、戦いうる相手のデッキタイプ、入っているカードがバレてしまう」等という意見もわかるのですが、対戦が終わったプレイヤーがまだ対戦をしている友人等のゲームを観戦できないのは、そのゲーム内容及びそのイベントでの思い出を共有し難くしているという側面もあると思います。言葉だけでゲームの局面を頭の中でイメージするのは困難ですし、やはり実際に観戦をして「あの場は○○するべきじゃないか?」という会話を曖昧にせずに興じたいものです。

まぁ実際は無視して観戦してる人もチラホラいたんですけどねw(自分もその一人)

 

とりあえず会場を出た後は本日お泊りするkes邸に向かいます。

移動中は前期【彼岸】を使っていた者同士、kesさんと前期の【彼岸】について熱い議論を繰り広げました(魔封じは入れざるを得なかったとやっぱり思う)。

前期に遠征しておけば、こんな生産性のない会話も意味があったし、もっと盛り上がったはずだったので前期に遠征を考えてなかった事が悔やまれますw

 

kes邸に着いて荷物を置いたら、夕食を食べに外へ

ここでも移動中に前期の【彼岸】について熱い議論を繰り広げ(ry

脈絡もなく「彼岸に開闢入れてたけど~」とか始まるのは流石に草

瀟洒な雰囲気のパスタ料理店に入りました。

僕とkesさんはあさりのパスタとクリームのパスタ、おおかみさんはピザを注文(昼もピザ食べてたんじゃ・・・?)

食事中も基本的には遊戯王の話ばかり。雰囲気なんてありやしないw

食後は銭湯を求めて彷徨い、1件目は定休日で、ようやく見つけた2件目の銭湯で外の吹く風で冷えた身体を温めます。

銭湯からkes邸に戻り、しばらくフリー・・・をしてたんですけど、僕が眠気を覚えて寝ようとすると、皆も続くようにして寝ることになって22時ごろに消灯しました。

 

--30日

 みんな割りと早い時間に起きていたはずなのに朝ごはん食べたりフリーしてモタモタしていたらギリギリで渋谷CSの会場に到着w

普段とは全然雰囲気の違う会場、メンバーで大会に臨みます。

 

対戦結果

使用デッキ【ブリリアント帝】

1回戦目:【オッドアイズマジェスペクター】後××

2回戦目:【クリフォート】後××

3回戦目:【青眼】後××

4回戦目:【青眼】後××(ここでチームが2敗に)

 

0-4!?

4マッチやって烈旋アイテールを一回も構えられないとかいう話あるの????

 初めてCSで1勝も出来ないで終わりました・・・下ブレが来るにしてももっと別の機会にして欲しかったです・・・

0-2していた時点でかなり自信をなくし、心に余裕がなかったせいで、相手が話しかけてきてくれても全然言葉が出なかったり、動揺してミスしてしまったりと、誰にも迷惑しかかけてない・・・チームの2人と対戦してくださった方々、本当にごめんなさい。

去年の関東デュエルトーナメントで当たったマグマさんと1年ぶりに会えたのが唯一、幸いでした。最近はかなり勝っていて(今期の成績はプロフィールに書いてある27-5-3かな?)本当にすごいです。

ダブルイリミネーション方式のため、2敗したチームはトーナメントには上がれず、ドロップするか予選中だけ2敗以上したチーム同士の対戦を続けられますが、僕達は続けずにドロップ、会場を去りました。

 

近くの定食屋で遅い昼食をとります。

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このアジフライ定食もおいしかったです。

出来る事なら勝利の宴として食したかった・・・

 

食後、先に帰るおおかみさんを新宿駅まで見送りました。

僕はまだ高速バスまで時間があったのでkes邸に戻り、時間を潰す事に。

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帰るまでの間は、kesさんが以前にニコニコに投稿した動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm25570521)を観ながら「ここは~なんだよねー」みたいな会話に興じたり、東方の全年齢向け同人誌を読んだり、youtubeの動画やブログ記事を見ながらシャドールの話をしたり前期の【彼岸】について熱い議論を(ry

どうせなら前期の【彼岸】持って来てゲートボールとかしとけばよかった本当にw

 

そろそろ帰らなきゃいけないという頃合いになると、kesさんに駅まで見送ってもらいお別れしました。

この二日間、泊めてくれたり、僕が知らない土地をガイドしてくれて本当に感謝しかないです。

チームのことは本当にごめん・・・

東京駅まで電車で移動して、すぐに目の前に到着した高速バスに乗ると、疲れていたのかすぐに眠ってしまいました。

目が覚めるといつの間にか地元に。急に見慣れた建物を見ると、この二日間は夢の中で、今は現実に戻ってきたような気さえしました。

 

遠征二日間の話はこれで終わりです。

初めて日帰りをしない遠征をしましたが、本当に楽しかったですし、本当に喋り尽くしましたw

またいつか2人と会いたいな(o^―^o)

 

それでは

2016.3.20-第14回ラビット杯

 3月20日開催の第14回ラビット杯に参加してきました。本大会は1月制限個人戦ということで遊戯王界隈が新制限で賑わっている中、旧制限の遊戯王です。

デッキリストは前回の記事(2016.3.8-【彼岸】 - Chloroplast)のサイドデッキの魔サイの戦士→ラビキャント、飛翔するG→浮幽さくらにしたものを持ち込みました。

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変更した2種類のカードはブロック戦に向けて考えていた時に切り捨てたカードです。最後ですし試してみたかったんですね。

魔サイの戦士は元々ラビキャントと迷ってたんですけど「ラビキャントじゃスカラマリオンやグラバーニッチに繋がらなくて後続を持ってこれないんじゃないか?」という不安から魔サイにしていて、浮幽さくらは飛翔の方が強いと聞いていたので切り捨てていました。

実際この2枚はミラーで活躍してくれたんで良かったです。

まぁ1月制限の話には興味ない人が多いと思うので語りはこの辺にしておきます。

 

結果

使用:【彼岸】

1回戦:彼岸×○ET○

2回戦:EM竜剣士○○

3回戦:EM竜剣士××

4回戦:インフェルノイド○○

5回戦:彼岸○○

トナメ1回戦:EM竜剣士×○×

 

トーナメント1回戦に先攻展開×2で負けて参加費と同じ額、1000円分の商品券貰って終わり。一応ベスト8らしいです。

ブロック戦から久々に遊戯王したけど滅茶苦茶ミスした笑 やっぱり遊戯王はやらないとダメだねぇ

そういえば浮幽さくらで対戦相手2人のエクストラデッキを1回ずつ見る機会があったんですけど、2人ともエクストラデッキのカードの順番バラバラだったんですよね。僕は毎回ソートするし、それが普通だと思ってたから結構意外でしたね。

 

ちなみに一人じゃなく知り合いと行きました。そいつは0-2して速攻で負け。会場がカードショップだったのもあり、「そのデッキ弱いね、売りに来たの?」と煽ってました。こういうどうでもいいやり取りも後から思い出になると思うのでブログに書き残さないとね^_^

 

これでとりあえず僕の中での1月制限は終わりです。次の4月制限では【DD】が楽しそうなんで、それが強そうなら使ってみたいですねー

 

2016.3.8-デッキ解説【彼岸】

今期は大学の後期が終わった後、ブロック代表決定戦に向けて2週間ほどADSを用いて調整をしていました。調整期間は短かったので、使用するデッキは元々使っていて基礎的な知識の習得に時間を使わない【彼岸】にしました。

そうして調整を始めてからトップメタの【EM竜剣士】とのゲームにて感じた事が以下の2点。

 

・《増殖するG》で特殊召喚を抑止された後、一気に切り出されて負けることが多い。

・《増殖するG》はメインにほとんど3枚投入されている。さらに、2,3本目には《飛翔するG》《浮幽さくら》もちらほらと見かける。

 

手札誘発でこちらの展開を妨害されバックが薄く弱い前面でターンを返した結果、負けるパターンが多いことからモンスターを多めに引いたハンドでは勝ち難く、《彼岸の沈溺》のようなデッキが回っている時にしか使えないようなカードも使い難いです。

 よって手札誘発を貰った際に浮きやすいモンスターは最小限にして、妨害の役目を持ったカードを多めにすることを目指しました。

 

 (モンスター:20)

シャドール・ドラゴン×1

彼岸の悪鬼バルバリッチャ×1

彼岸の悪鬼ガトルホッグ×3

彼岸の悪鬼アリキーノ×1

彼岸の悪鬼ファーファレル×2

彼岸の悪鬼グラバースニッチ×3

彼岸の悪鬼スカラマリオン×3

魔界発現世行きデスガイド×3

増殖するG×3

(魔法:7)

おろかな埋葬×1

マスク・チェンジ・セカンド×3

サイクロン×3

(罠:13)

タイフーン×3

死のデッキ破壊ウィルス×2

魔封じの芳香×3

神の通告×3

神の警告×1

神の宣告×1

 

(エクストラデッキ:15)

彼岸の巡礼者ダンテ×2

彼岸の詩人ウェルギリウス×1

M・HERO 闇鬼×1

M・HERO ダーク・ロウ×1

CX 熱血指導神アルティメットレーナー×1

永遠の淑女ベアトリーチェ×3

彼岸の旅人ダンテ×2

幻影騎士団ブレイクソード×2

ナイトメア・シャーク×1

超量機獣グランパルス×1

 

(サイドデッキ:15)

幽鬼うさぎ×3

飛翔するG×2

魔サイの戦士×1

ブラック・ホール×1

ハーピィの羽根箒×1

ブレイクスルー・スキル×1

エクシーズ・ユニバース×3

強制脱出装置×3

 

削られたカードは《魔サイの戦士》 《彼岸の悪鬼ハロウハウンド》及び「彼岸」魔法・罠です。また、手札誘発によってこちらの初動から妨害されるため追加の初動に使われるSR(スピードロイド)や回った後の別の攻め手になる《カオスソルジャー-開闢の使者-》なども採用圏外になりました。【EM竜剣士】のサイドデッキに《エクシーズ・ユニバース》があまり採られてなかったのも手札誘発に意識を傾けられる要因の一つでもありました。

減らしたつもりでもやはりモンスターを4枚ぐらい引いてしまうケースもたまにありますが、削れるモンスターカードもないのでこの枚数になりました。

代わりにメインデッキに採用したのは《魔封じの芳香》や元々サイドデッキに入っていた《死のデッキ破壊ウィルス》《タイフーン》等です。

 モンスターカード

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彼岸の悪鬼スカラマリオン×3

彼岸の悪鬼グラバースニッチ×3

彼岸の悪鬼ガトルホッグ×3

彼岸の悪鬼ファーファレル×1~2

魔界発現世行きデスガイド×3

 

この辺りのカードはデッキの中枢です。メインギミックを上手く動かすには必要不可欠だと思います。

ファーファレルもこのカードなしでは妨害、攻めの両面で支障が出ますから必須です。

 その他の「彼岸」モンスターとスカラマリオンについて少し解説します。

 

・《彼岸の悪鬼スカラマリオン》

相手の展開が《竜剣士ラスターP》の絡まない場合に安全な1枚です。

守備が2000あるためシルバークロウを除いて素のステータスの【EM竜剣士】の下級には戦闘破壊されません。

戦闘破壊された場合にモンスターを特殊召喚できるグラバースニッチ、ガトルホッグの2種類では《深淵に潜むもの》《SNo.39ホープ・ザ・ライトニング》で処理されてしまいますが、スカラマリオンは深淵単体では倒せず、ライトニングに攻撃されても効果が使えます。

なのでエクシーズによるスカラマリオンの処理は《鳥銃士カステル》《外神アザトート》のどちらかになりますが、そのどちらも自分のターンにこちらには干渉せず、ダンテでも戦闘破壊できるステータスなため返すのも容易です(カステルならばヴェーラーで効果を無効化も出来ます)。

もしラスターPを持っているようであれば《爆竜剣士イグニスターP》でデッキバウンスされてしまうので、どの下級でも変わりがありません。

以上のことから下級モンスターを1枚場に残したままターンを返す事が考えられる時はスカラマリオンを残すようにしていました。

増殖するGを考慮して手札から彼岸を特殊召喚する時にここから入るようにして、《飛翔するG》もしくは相手の場に伏せカードがあり《神の通告》等の罠を考慮するなら、スカラマリオンが墓地に送られるようにする、もしくはグラバースニッチの墓地効果でなるべくこのカードに流れるようにしていました。

 同じ手札誘発である増殖するGのケアと飛翔するGのケアが異なりますが、彼岸のメインギミックでは両方を見るのは無理なため仕方ありません。2,3本目は後続が途絶えるのを警戒して飛翔するGの方を優先してケアします。

また、増殖するGをプレイされてもブレイクソードまで行かなければならない時にスカラマリオンがある場合はスカラマリオンは特殊召喚効果を使いません。

 

・《彼岸の悪鬼バルバリッチャ》

 基本的な役割はバーン効果で、以下のようなシチュエーションでそれは活きます。

1.削りきれない分のライフを焼ききる。

(よくあるケースとして先攻1ターン目にベアトリーチェを擁立、先攻2ターン目にベアトリーチェベアトリーチェダンテ(orガイド+彼岸)で総攻撃して足りない分をこのカードで削りきる事があります。)

 2.エクストラターン中にライフ差を変化させる。

また、バーン効果だけでなく攻撃力1700という数値も重要で《深淵に潜むもの》を単独で戦闘破壊可能な唯一の下級モンスターです。

【彼岸】とわかっている2,3本目には《旧神ヌトス》を素材にした深淵を先攻時に擁立されることもあります。この時にガイドと死のデッキ破壊ウィルスを引いており、ウィルスを通しに行こうとする際に1700の数値が活かされます。

ガイド召喚バルバリッチ特殊召喚バルバリッチャで深淵(素材ヌトス)に攻撃、宣言時にヌトスをコストに深淵の効果発動、解決後にヌトスでバルバリッチャ破壊ならウィルスを伏せてガイドを媒体に、まずないと思いますが仮にガイドがヌトスで破壊された場合には深淵を戦闘破壊して、手札から1000以下の彼岸を特殊召喚する事で媒体を用意できます。

 

・《彼岸の悪鬼アリキーノ》

飛翔するGへの対策が主な役割です(後述します)。

その他にも以下のような使い道もありますが、頻度は低めなのであまり意識はしていません。

1.《天帝従騎イデア》のデッキから800/1000をリクルートする効果にチェーンしてベアトリーチェでアリキーノを墓地に送り、特殊召喚された《冥帝従騎エイドス》の「アドバンス召喚権を増やす」効果を無効にする。

発動タイミングが同じカード効果をお互いに発動した場合はターンプレイヤーが使用した効果を先に解決するため、イデアベアトリーチェの効果が解決された後のエイドスとアリキーノの効果はチェーン1:エイドス、チェーン2:アリキーノの順に処理されます。

2.素材を2つ以上持つ《SNo.39ホープ・ザ・ライトニング》の効果を無効にしてベアトリーチェ等で戦闘破壊する。

3.素材を持つベアトリーチェが2体並ぶ場を作った際にファーファレルとアリキーノの2種類の妨害を可能にする。

4.(デッキシェアはとても低いですが)【影霊衣】の儀式魔法の発動にチェーンしてベアトリーチェでアリキーノを墓地に送り、降臨する《トリシューラの影霊衣》の効果を無効にする。

 

妨害札

・《増殖するG》

 【EM竜剣士】の先攻展開に対して《エフェクト・ヴェーラー》《幽鬼うさぎ》は強く打てる対象が限られていたりケアされるケースが気になっていたため、特殊召喚を抑止するこちらを採用しました。

その他に彼岸ミラーで相手にベアトーチェを先に擁立される事を阻止する狙いがあります。

相手にベアトリーチェを先にプレイされると、ガイドからの入りは特殊召喚された彼岸をファーファレルで除外され帰還したエンドフェイズには自壊、次の相手ターンにガイドへの攻撃でライフを削られてしまいます。彼岸2枚からダンテをエクシーズ召喚しても、ダンテを対象にファーファレルをプレイされると、特殊召喚効果を使った方の彼岸1枚分の効果が使えない上に次の相手ターンにファーファレルやブレイクソードでダンテを退かされてしまうとライフを削られてしまいます。

1本目はメインデッキに【彼岸】に対する有効牌も少ないので、こういったゲームになりやすいです。今回の構築には沈溺も入ってなくモンスターが少なめなために、こういったマウント状態を返すのも困難になります。

 

・《マスク・チェンジ・セカンド》

【彼岸】の苦手とする手札誘発に左右されない攻め手であり、特殊召喚先の《M・HERO ダーク・ロウ》の特質上、妨害札とも言えます。

対【EM竜剣士】の後攻時にはすでにエクストラデッキにペンデュラムモンスターが潤沢になっていて相手側からするとダークロウがあまり脅威にならないので、後攻時には使い難いのが欠点です。

 

・《サイクロン》

モンスターが3枚未満の手札で罠を1枚でも踏むとダンテが立たず、相手のレベル4モンスターすら戦闘破壊出来ない事が懸念されるため採用しました。

相手の場にレベル4モンスターを放置すると次のターンにもう1体レベル4モンスターを召喚されてイグニスターP、ダイヤウルフで罠を破壊されて(使わされて)しまうので、レベル4モンスターを戦闘破壊出来る事は召喚無効のような強い罠を1枚守ることにもなります。【EM竜剣士】のデッキには下級彼岸では倒せないモンスターも数多く存在するので、ダンテで戦闘破壊をこなすしかない場面も多いです。

また、魔封じの芳香の成立時に伏せられたこのカードは相手が伏せたサイクロンや羽根箒といった魔法での芳香への回答を潰す役割も持っています。

今回は「モンスターを最小限にして妨害札を増やす」事を目指していたので、少ないモンスターを効率よく使い、且つ単純にペンデュラムスケールへの除去にも用いる事ができるこのカードはマッチしていたと思います。

 

 ・《タイフーン》

他の手札誘発と比べるとリターンの面で見劣りしますが、効果の単純さ故に安定感は最も高いと思います。

特に数ターン目の「相手にスケールを揃えられてしまうと負けてしまう」場面になった時に確実な仕事をしてくれます。そういった場面になった時、ヴェーラーや幽鬼うさぎではペンデュラムモンスターを2枚そのまま貼り出す動きに対応できませんが、タイフーンならヴェーラーや幽鬼うさぎが対処できる範囲も含め、そのケースでも対処する事が可能です。

 

 ・《魔封じの芳香》

【EM竜剣士】に強力なのは言わずもがなですが、その他に【帝】にも有効な永続罠です。

深怒、汎神等の魔法カードをプレイして動くハンドの時に効果的で、そういった魔法カードを一旦伏せさせて相手の行動を鈍らせている間にライフを削ったり、グランパルスやサイクロン(魔封じと一緒に伏せる必要があります)のような魔法・罠除去で伏せられた魔法カードを破壊して相手のリソースを削ることが可能です。デッキが回りきった【帝】に勝つことは困難なので、成立さえすれば動きを大きく抑えられるこのカードは信用してます。

 

・ 《死のデッキ破壊ウィルス》

 腐るデッキも多いですが【EM竜剣士】に先攻時にプレイ可能であり、先攻展開を返せる可能性がある後攻時にも有効なカードはこれぐらいしかないのでメインに入れました。ランク3エクシーズによる前面の処理と違って手札誘発に影響されない除去手段であり、フリーチェーンゆえの対処され難さも長所です。

デッキシェアは低いですが、【青眼】(アークグレイブ使用済み)や結界像でなく《ライオウ》《閃光の追放者》を軸とした【メタビート】にも有効な1枚です。

 

・《神の通告》

・《神の警告》

・《神の宣告》

召喚無効系の罠カードです。ペンデュラム召喚に対して召喚無効が強く、全く打てないデッキもほぼ存在しないので【彼岸】では標準的な罠カードだと思います。

 

当たる確率が最も高いこと、中途半端な対策ではどうしようもない展開も多いので1本目からも妨害札は【EM竜剣士】に対して有効である事を優先しています。

当然ですが、デッキの動きは普通の【彼岸】と変わりなく「安定性が高く、リソースを失いにくい「彼岸」モンスターの後ろに豊富な妨害札を敷き、殴りきる」 ことです。

 

サイドデッキ

・《幽鬼うさぎ》

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対【EM竜剣士】の先攻時には増殖するGが、後攻時にはマスク・チェンジ・セカンドが扱い難いので先手後手に応じてそれらと入れ替えます。

ヴェーラーと散らしてもみましたが、手札から貼り出したペンデュラムモンスター2枚を眼差しで破壊、モンキーボードでスケールを揃えてペンデュラム召喚をされるパターンでヴェーラーは浮いてしまうのが気になりました。ヴェーラーよりもこちらの方が発動機会、効力の面で勝っていると判断しています。

 

・ 《魔サイの戦士》

【帝】【インフェルノイド】とのゲームでは《帝王の烈旋》《煉獄の虚夢》を有効札にさせたくなく(ファーファレルでベアトリーチェを一時的に除外します)、早めにライフを取りに行くプランを取りたいのでダンテまででなくベアトリーチェが立つのが理想です。そのためにはモンスターを3枚は引きたいので追加分のモンスターとして用意しました。しかし、そうしたサイド後のゲームを考えるなら追加分のモンスターは2枚程用意して、反映されやすいようにした方が良かったと考えてます。

また、ガイド+サイと引いた場合にはベアトリーチェが出せないので「彼岸」名称を持ち、ウェルギリウスの正規召喚も見込めるラビキャントの方が良かったかなと思ってます。

 

・《ブラック・ホール》

・《ハーピィの羽根箒》

通常魔法故に対【EM竜剣士】の先攻時で初手に引いたこれらは1ターン浮くのでサイドデッキに入ってます。汎用性・カードパワー自体は共に秀でているので有効となるデッキも多く、先手後手や相手のデッキによって適宜入れ替えます。

 

《ブレイクスルー・スキル》

元々メインに入っていましたが【EM竜剣士】に効果無効があまり有効でなく、墓地効果で深淵を無効にしたい場面の頻度の少なさ、その時の形勢の悪さからメインからサイドデッキに移動しました。

主に【帝】【インフェルノイド】にサイドインします。

・【帝】

素引きした場合には初動の家臣に対して有効ですし、墓地にある場合には天帝アイテールの相手ターンアドバンス召喚時の効果を無効にしてする事が可能です。

また、威光魔人への少ない回答の一つでもあります。

 ・【インフェルノイド】

こちらの場に干渉してくるモンスターが多いので効果無効は前面の保護に繋がりますし、墓地効果も《インフェルノイド・ネヘモス》《インフェルノイド・リリス》といったターゲットがいるため無駄になり難いです。

効果を無効にしたい対象の中で一番おいしいのは《インフェルノイド・ティエラ》です。

インフェルノイドには「場のモンスターのレベル・ランクの合計が8より高い場合、特殊召喚できない」というデメリットがあるため、レベル11のティエラが場に残ってしまうと攻め手を追加できません。これを【インフェルノイド】はティエラの「エクストラデッキからモンスターを3枚墓地に送る」という効果で旧神ヌトスを墓地に送りティエラを破壊する事で解決していますが、この効果を無効にされるとティエラを場から退かす方法が《モンスターゲート》《インフェルノイド・デカトロン》で上級をコピーしてリリースするぐらいしかありません。

融合召喚時の効果の無効に成功したなら、ファーファレルでティエラを除外して攻撃を繰り返す事で殴り切れる可能性があります。

 

・《飛翔するG》

・《エクシーズ・ユニバース》

・《強制脱出装置》

 彼岸ミラーの対戦数が少なかったので前期に採用していたメタカードをそのまま採用していました。テスト不足だったと思いますし要検証です。

 

エクストラデッキ

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 《永遠の淑女ベアトリーチェ》×3

 《彼岸の旅人ダンテ》×2

 《超量機獣グランパルス》×1

 《ナイトメア・シャーク》×1

 《CX 熱血指導神アルティメットレーナー》×1

 《M・HERO 闇鬼》×1

 《M・HERO ダーク・ロウ》×1

 これらのカードは特筆する事も無いと思います。

エクストラデッキに入れたいカードが多く、枠を用意する為に旅人ダンテを2枚に減らしました。

《彼岸の巡礼者ダンテ》×2

主にファーファレルやスカラマリオンを切りながらドローを進めたり、攻撃力2800の帝にベアトリーチェ自爆特攻から特殊召喚して、このカードでまた自爆して1ハンデス+相打ちを取るのに使用します。

1枚しか使用しないゲームがほとんどですが、不足することが不安だったので2枚用意しました。

《彼岸の詩人ウェルギリウス

役割はおよそ2つです。

ベアトリーチェがすでにいる場から自爆特攻して特殊召喚してイグニスターPを処理する

・幽鬼うさぎ+飛翔するGでシンクロ召喚して飛翔するGを処理する

どちらも頻度は低いですが、このカードがないと駄目な場面もあるので必要です。

《幻影騎士団ブレイクソード》×2

除去用のランク3エクシーズモンスターです。

1枚しか使用しないゲームがほとんどですが《浮幽さくら》で旅人ダンテが除外された後に【EM竜剣士】の下級に戦闘破壊されず、効果も優秀なランク3エクシーズモンスターとして2枚目を用意しました。

 

試している間はなかったとは言え、ダークロウの2枚目と旅人ダンテの3枚目が欲しい場面が来たらどうしようかと不安でした。本番では幸いそれらが欲しくなる事はありませんでしたが、必要となる理由が見つかるようなら採用するモンスターを再度、検討する必要があると思います。

 

手札誘発のケア

最近の【EM竜剣士】の取る彼岸メタが手札誘発に偏っている印象を受けたので、手札誘発をどうにかしようとずっと考えていました。その試行錯誤をしている間に得た自分なりの回答が次からのものです。

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《飛翔するG》

ここ最近になってサイドデッキに入ってるリストが増え始めた一枚です。

送りつけられたこのモンスターは「彼岸」名称を持たないため横並びの彼岸が自壊し、それに加えてエクシーズ召喚を封じる永続効果のせいでデスガイド等の非「彼岸」モンスターと共にエクシーズ素材にすることも叶わず、一番対処し難い手札誘発だと思います。

 

 1.相手の場に攻撃表示のモンスターが存在し、ガイドを持っている時

ガイドからリクルートするモンスターを攻撃表示でグラバースニッチにします。

特殊召喚成功時に飛翔がプレイされたならば、グラバースニッチで自爆特攻してアリキーノをリクルート、自壊したアリキーノで飛翔の効果を無効にしてメイン2でガイドと共にエクシーズ素材にします。

2.ガイドと《マスク・チェンジ・セカンド》(orおろかな埋葬)を持っている時

ガイドからグラバースニッチをリクルートし、飛翔がプレイされたならばマスク・チェンジ・セカンドでグラバースニッチを墓地に送り、アリキーノをリクルート、自壊したアリキーノで飛翔の効果を無効にしてガイドと共にエクシーズ素材にします。

3.召喚権があり幽鬼うさぎを持っている場合

通常召喚して飛翔とでウェルギリウスシンクロ召喚します。

飛翔をすでにプレイされてから召喚権がある時にしかこの方法は取れず、ウェルギリウス自身に妨害能力はないので、罠を多く引いている必要があります。

 4.妨害しつつガイドとリクルートした彼岸でライフを取りに行き、攻撃表示モンスターを出してもらう

相手の展開を妨害札で捌き続けて、エクシーズ召喚をしないまま地道にライフを削りに行きます。その内、ライフを守る為にモンスターが召喚されたら飛翔するGを自爆特攻させるのが狙いです。

【EM竜剣士】のデッキに入っている下級モンスターの中で守備力が1000以上のモンスターは《エキセントリック・デーモン》のみなので、ガイドやグラバースニッチでもほとんどの守備モンスターは戦闘破壊できます(飛翔するGが入るのはサイド後なのでメインの採用率の高い幽鬼うさぎは除きます)。よって守備表示のモンスターでライフを守るのは難しく、いつかは攻撃表示でモンスターを召喚します。

このプランは相手の攻めを防ぎ続けなくてはならないので、引く妨害札の質が大事になります。

5.魔サイの戦士とラビキャントを持っている場合

魔サイとラビキャントが並んだ時に飛翔がプレイされたならば、飛翔とラビキャントでウェルギリウスシンクロ召喚します。

一応書きましたが、この構築にはラビキャントが入ってないので不可能です。

6.《昇天の角笛》のコストに充てる、マスク・チェンジ・セカンドで《M・HERO ダイアン》に変身させる

サイド、エクストラに枠を割いて用意する必要があるため今回は見送りました。

 

《増殖するG》

先攻時には止まるかマスクチェンジセカンドをプレイ、後攻時に相手の場にモンスターが存在するならその処理が出来るまで動きます。エクシーズ召喚まですると2ドローされてしまいますが、放置しておいても罠を踏み越えられてしまうので2ドローに劇的なカードがないのに賭けて動くしかないと考えています。

・相手の場に《剛竜剣士ダイナスターP》が存在する場合

ブレイクソードまでは動きます。ダイナスターPを残すと次のターンのペンデュラム召喚に召喚無効をプレイしても、墓地に送られた竜剣士が蘇生され相手の場にダイナスター含めて脅威が2つ並ぶ事になります。よって除去は必須です。

・レベル4モンスターが存在する場合

ダンテまで動き戦闘破壊します。前述の通りレベル4モンスターの放置はダイヤウルフ、イグニスターPから罠を踏まれてしまいます。

 

《浮幽さくら》

基本的に回避する方法はないので別の手段で戦うしかないです。

・《彼岸の旅人ダンテ》が除外された場合

ダンテが除外されると当然ベアトリーチェも出せませんし、ライフを削りに行くスピードもかなり下がりますが、スカラマリオンやガイドはまだ使えますから罠カードやダークロウによって妨害し続け、ブレイクソード等の他のエクシーズモンスターで除去や攻めを行います。

その際に途中から引いてくる彼岸はあまり役目を持ちませんから、このケースにおいてもモンスターを少なくして妨害札を増やす方針が合っていると思います。

・《幻影騎士団ブレイクソード》が除外された場合

ブレイクソードが除外されると《剛竜剣士ダイナスターP》《爆竜剣士イグニスターP》をランク3モンスターだけで処理するのが困難になりますが、これは《弦魔人ムズムズリズム》によって解決できます。

《No.30破滅のアシッド・ゴーレム》でも可能ですが、デメリットもあるので個人的にはムズムズリズムの方が無難だと思います。

浮幽さくらを採用していてもダンテしか除外出来ないリストが多かったので、ブレイクソードが除外される可能性は低いだろうと考えて今回はムズムズリズムは外しました。

ムズムズリズム自体も損をせずに高打点のモンスターを処理出来るため優秀です。

 

《幽鬼うさぎ》

1本目の「ダンテで相手モンスターを戦闘破壊しないといけない時」にだけ気をつけます。

素材をガトルホッグにしておき、ダンテが破壊された場合はガトルホッグで蘇生したダンテからベアトリーチェ特殊召喚する。もしくは攻撃力を上げる効果を使わずベアトリーチェ特殊召喚するなどがあります。

 

最後に

ブロック代表は無事取れましたが、こうして記事にまとめて振り返ってみると自分で確信の得られていない箇所がいくつもありました。

今回はたまたまそれがゲーム中で浮き彫りにならなかっただけかもしれません。

次の機会には曖昧にしていた事でしっぺ返しを喰らうかもしれません。

もっと納得のいく構築を作れるように頑張ります。

2016.3.5-ブロック代表決定戦

今日は遊戯王world championship2016ブロック代表決定戦に参加してました。
 
使用デッキ【彼岸】
結果
1回戦:不戦勝
2回戦:EM竜剣士(後攻)○○
3回戦:EM竜剣士(先攻)○○
4回戦:インフェルノイド(後攻)○○
 
ブロック代表取れました!
 

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選考会に行く事が僕が遊戯王をやっていく上で挙げていた1つの目標だったので、とても嬉しいです(^_^)
1戦1戦に重みがあり且つブロック予選まで勝ち抜いたプレイヤーが強くないはずがないので、選考会は緊張感やゲームの面白さ自体が格別なものになるだろうと期待してます。
楽しみです笑

2016.1.10-店舗代表決定戦

 

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 店舗代表の権利取りました。ここからブロック代表予選へと続くのでひとまず一歩目ですね。

 

使用デッキ:【彼岸】

1回戦:彼岸○○

2回戦:彼岸○○

3回戦:EM×○○

4回戦:彼岸×○○

何故かミラーが多いw皆は浮幽さくらが怖くないのかな?笑(ブーメラン)

 

・反省点

構築の反省点としては一つ目にブレイクソードの枚数が挙げられます。1本目なんかは特にそうですがダークロウをこいつで処理しに行く時にヴェーラーをプレイされて返しにブレイクソードを処理される場合、ブレイクソードが1枚だとダークロウへの回答がなくなっちゃうので、2枚目あったら負けなかったかもしれないゲームがあります。と言ってもヴェーラーなんてあるのは1本目ぐらいですし、2本目からはダークロウを除去するカードを入れることになるのでそんなに気にしなくてもいいかもしれないです。

それとダイナスターPをメインギミックで処理する手段がブレイクソードと手間の掛かる沈溺しかないので、ダイナスターP2枚が主流であるなら2枚がベター。

あとはシャドールドラゴンですね。このカードが入っていればトップでサイクロン等を引かれ伏せを破壊、ペンデュラム召喚が通される展開を、スケールを破壊する事でケアできたゲームがありました(実際にはトップでそういったカードは引かれずに済みましたが・・・)。イグニスターP等の竜剣士絡みの展開後はエクストラデッキにペンデュラムモンスターを多く残したままというのもザラですからファーファレルでは駄目な時があります。そもそも、そういった場面があることを知っておきながらもドラゴンの使用テスト、採用をずっと保留にしていたので大事な試合で「ドラゴンが無くて負け」が来なかったのは運が良かったと思います。ドラゴンは事故要員にも成りうるので一長一短という面もあるんですけどね。

 

次はブロック代表予選です!が、やっぱり浮幽さくらがネックだから、引き続き彼岸を使用するのは流石に難しいのかなぁ・・・好きなデッキだっただけに残念です。